高等遊民前夜

毎日やっつけエブリデイ

豊か

 月曜日。だるい。クラッカーにピスタチオスプレッドを塗ってコーヒーで流し込む。

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 この国の大多数に忌み嫌われて月曜日も大変だなと思う。私だったら月曜日でいることに耐えられないだろう。気が付いたら5月も末になっていた。GWで休んでいた分もあるからか、今月は時間の流れが速い。仕事もムカつくくらい多くてスピード感があった。

 豊かに暮らすのはおそろしく難しい。先日、祖母の告別式のため実家に帰った際、妹の現状について聞いた。3つ下の妹は、専門学校を卒業してブラックな配属先で看護師をやっていた。どれくらいブラックかというと、毎年必ず新人が辞めるから、「今年は新人を辞めさせない」を年度目標にしてナースステーションに掲示するくらい。看護師だからか夜勤手当て等が充実していて収入は安定していたけれど、不規則な生活と職場でのイジメによって病み、2年で辞めた。妹が辞めてから、病院も毎年新人が辞めるその部署を問題視し、ついにテコ入れをしたらしい。遅きに失している。

 退職し、3ヶ月間、束の間の無職生活を謳歌した後、妹は会計事務に転職した。とてもホワイトだった。安定した勤務体系、残業は100パーセント無し。けれど手取りは少なくて、趣味や習い事は辞めざるを得ず、生活するだけでやっとだという。新たな貯金もできず、看護師時代の貯金があるから何とかなっているらしい。節約のために、6万円の新築アパートから4万円以下の築35年のアパートへ引っ越した。なお、妹の職場には退職金がない。さらに、仕事が少なすぎて、会社の今後が不安だという。この職場で勤め上げるべきか、悩みや尽きない。

 こういう話を聞いていると、やっぱり、豊かに生きていくのは難しいなと思う。救いのない人生ゲームみたいだ。残業なしで週5日働く正規雇用で手取り20万超の職場なんてない世界線にわたしたちは生きているのかもしれない。私は、ぜいたくはしなくていいから最低限のお金をもらって自分の時間を過ごしたいと考えているけれど、実際に多くの職業においては基本給の手取りだけではとても生活ができなくて。私はそこそこブラックな働き方をしているけれど、だからこそ実家を出て暮らし、ほどほどに買いたいものも手に入るんだよなと感じる。世の中はすべてが両極端になっていて、ほどほどであることが難しい。何事に関しても。生きづらい。どうやったら無理せずに生きられるかな。油田を掘り当てるしかないのかな。

 仕事。比較的平和。あまり電話は鳴らなかった。手元にある仕事には終わりがないので、ずっとPCをカタカタカタカタカタカタしていた。法律を参照しながら、答えのない問いに答えに無理やり答えを作り、組織としての立場を明確にし、対応策を文書に起こす。それを役員まで承認を取り、外に出す。それの繰り返しだ。私は法学部出身でもないし、意味の分からない法律を探して読んで解釈してという作業は骨が折れる。法律の文章ってなんであんなに意味わからないように書いてあるんだろうか。21時近くに退勤した。

 本日休みの同居人が夜ご飯を作ってくれていた。ピーマンの肉詰め。夏はピーマン。ネットでは「ピーマンの肉埋め」が流行っているらしい。肉埋めってなんだよ。

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 0時頃に就寝。

 

(話題のピスタチオスプレッド、美味。気になっていた方はぜひ。ネットは高いから成城石井などで買うのがおすすめ)