高等遊民前夜

毎日やっつけエブリデイ

愚痴五輪

 金曜日。疲弊しすぎて、ただ疲れているだけなのか普通に体調が悪いのかわからないくらいに体が重い。 今日行けば三連休が待っているということだけが出勤をする気持ちの源泉にかろうじてなっている。(どうせ連休中も仕事をするんだろうけど。)胃が痛い。そういえば昨年、ストレスで胃潰瘍になったのもこれくらいの季節だったなと思い出す。加えて今日は職域接種1回目がある。本当はもっと早く打てる予定だったけれど、途中でワクチンが足りなくなって接種日がずれ込んでしまった。だからせめてワクチンを打つためにも出勤しなければならない。

  仕事。トンデモ案件(前半)がなんとか終了。だが先方はこちらの対応に納得せず完全にご立腹。昼夜問わず電話が鳴り止まない。行政不服審査法に基づく審査請求をするぞ!とか、訴訟するぞ!とかいう怒号混じりの電話がかかってくる。こちらとしては、法に則って対応せざるを得ず、何かを隠蔽したいとか、都合の悪いことがあるわけじゃないのだけれど、感情的になっている先方には言葉を尽くしても通じず、もう完全な泥沼の様相になっている。毎日こういった一方的に怒鳴られるような電話を受けていると、人の精神が蝕まれていく仕組みも理解できるなと頭の片隅で冷静に思った。しんどい。これでまだトンデモ案件(後半)が待っているかと思うと気が滅入る。しばらくは残業地獄が続きそうだ。

 午前中。ワクチンを打ちにいく。とくに何事もなくワクチンを打ち終わる。駐車自体は普通のワクチンという感じ。特にめちゃくちゃ痛いということもなく、まあこんなもんだな、といった感じ。腕の痛みは割とすぐ出てきた。腕を強く打ち付けて痣ができた時の痛みと、片腕が筋肉痛になった感じの痛みが組み合わさった感じ。打たれた部分を触ると痣に触れたように痛く、腕を上げると筋肉痛のように痛む。けれど生活に支障はない範囲といった感じ。

 昼休憩中に、高校時代の友人(腐れ縁)から、ホテルのスイートルームを借りてオリンピックの裏で愚痴五輪をやろう、と意味不明な誘いがあった。高校時代の友人は全員どうかしている。愚痴五輪とはなんぞやと思いつつ、21時半くらいに無理やり退勤して、一旦自宅へ帰り、急いで向かう。23時くらいに指定されたホテルに到着。すでに私以外は集まっていた。

 部屋に入るとテーブルの四方を取り囲むソファが目に入って、私が「BLEACHの扉絵のアレじゃん」と言うと、すでに出来上がっている三人はそれなら同じ構図で写真を撮るしかないと突如撮影会をした。全員、多感な思春期にBLEACHに触れてきているから、BLEACHは宿命であり決して逃れることはできないのだった。懐かしいな。

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(↑こちらが本家扉絵)

 その後は突然、どうかしている友人が「オリンピックだから十種目競技する」と言い出し、愚痴五輪はどうなったのだと思いつつ、金メダルを目指して競い合うこととなった。種目は紙ヒコーキ飛ばし、ピーナッツお口キャッチ、腕相撲、神経衰弱、箸で豆掴み、マリオカート、椅子取りゲームジェンガ等、完全に宅飲みあるあるの十種目競技だった。J-POPの海賊版オムニバスみたいな応援ソング集をYouYubeで垂れ流しながら競技は進む。私以外は酩酊絵状態だったため、スポーツマンシップ(?)のかけらもないオリンピックになってしまった。そのあとは、河村市長の金メダル噛む事件を糾弾しながら片付けをした。愚痴五輪とはなんだったのか。

 愚痴といえば、3年付き合った彼氏にプロポーズされたけど気乗りしないから保留しているひどい友人の愚痴は聞いた。相手は同棲したいらしいけど、友人は家族が好きすぎて家から出られないらしい。つまり実家離れができていないのだ。だから家を出たくない出たくないとずっとぼやいていた。まあ四捨五入し30年住んだ実家なら居心地良くて出にくくなる気持ちはわからんでもない。しかも同棲するならするで、あまり実家から遠ざかりたくないらしいのだ。
 私は子供時代から、早く家を出て一人で暮らしたいと強く思っていたから、実家から出たくないという気持ちは微塵もなく、なんなら愛知県以外のどこへ行ってもいいと思っている。とにかく一人でいる空間の方が落ち着くから、実家を離れ、親の干渉のない場所で自活してみたかった。それ以外の将来が考えられなかった。育つ環境が違うと人はこうも違う思考になるのかと驚いた。私の家族がドライで、私自身もドライだからかもしれない。

 今回は誕生日が近い人がおり、それを祝って終了。生産性皆無の時間を過ごしたが、くだらない時間はいつまでも続いてほしいな。働いていると無駄な時間が少なくなっていくから、悲しい。たまにはこう言う時間がないと困る。

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 順番に風呂に入り、2時ごろ就寝。極度の疲労のため、気絶するように眠れた。