高等遊民前夜

毎日やっつけエブリデイ

似合う服・似合わない服

 月曜日。私は有休消化により休み。同居人は仕事。一緒に起きてコーヒーを淹れ、出勤を見届けた。この前買ったエバーフレッシュの葉が少しだけ落ちていて、エアコンの風が当たってしまっていたかも、と思い、場所を変えた。復活してくれることを祈る。生命力の強い樹だから大丈夫だと思うけれど。部屋に観葉植物がたくさんの部屋にしたいと思い続けているのだけど、本格的にやろうと思ったら空調とか湿度とかの管理も大変だろうから、なかなか踏み出せないでいる。ああいう人たちってどう暮らしているのだろう。植物のために温室をベランダに作ったり、室内や空調を一定に保ったりするんだよな、きっと。とりあえずは育てやすい植物を集めるところから始めたい。

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 午後。ピクミンとともに、最寄りのイオンまで30分かけて散歩する。先日ネットで買った白のスタンスミスをおろして履いてみた。真っ白のスニーカーが欲しくて漁っていたものだ。流行りの骨格診断によると私は典型的な骨格ストレートらしく、意匠が凝っていて派手なハイテクスニーカーが似合わないらしい。反面、シンプルできれいめのスニーカーなら良いとのこと。確かに、昔からスリッポンとかがやたら似合うと言われていた記憶。ごちゃごちゃしたスニーカーに憧れていたのに人生はうまくいかない。似合わないことで諦めることができるから、まあそれも良しとする。

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 まだこの世の穢れをしらない純白のスタンスミスが眩しい午後。私は骨格ストレートで、人より少しおっぱいが大きい。Aから数えてアルファベットの8番目。私はこの肉体を持っていることが悲しくて、鬱屈した思春期を過ごしていた。極限まで痩せないと気太りするし、似合う服が少なくて、着たくて着たくてたまらなかった服たちが、私が袖を通すたびにたちまち価値のない布になってしまうのを何度も経験した。好きな仕事と適正のある仕事は往々にして一致しないみたいなことが、服装で常に起こっていた。だから、骨格診断とか、数個の類型に自分を当てはめた結果に縛られすぎるのは好きではないと思いつつ、骨格の話についてはものすごく腑に落ちた。これまで悩んでいた呪いみたいなものが、どうにもならない骨格のせいだと分かって安心したのだった。似合う似合わないにかかわらず好きな服を着るべき!という意見もあって、私もそのマインドで好きな服を着ていたこともあったけれど、それでも好きな服が、私が着ることで残念な服になっていくことが耐えられなかったのだ。だから、骨のせいにして色々諦めることで、服選びがすごく楽になった。でもそれを思うと、そんなものに影響されずに自分を貫く人はすごい。私は、本当はゆったりした野暮ったい服を着たいのに、タイトできれい目のOLみたいな服しか似合わないから、それを着ている。Vネック、ストレートのパンツ、タイトスカート。心の底からこの装いを好きになるにはまだ時間が掛かりそうだ。

 イオンに着き、無印で買い物をした。ふと鏡を見ると無印良品の店員みたいな格好で気まずくなって、そそくさと退店。今日は休みだから骨格ストレートが死ぬほどに合わないと名高い無印みたいな服で外出していたのだ。その後ATMへ。大学院時代に入っていた学会の会費が未だに取られていたらしく、数年分を滞納していることになっていたことを先日知った。翌年度の会費を払わなければ自動的に退会になるって聞いてたのに話が違いすぎるのだが??と怒り狂いながら年会費1万円×数年分を入金。悲しい。ついでに生鮮食品を適当に買って帰宅。