高等遊民前夜

日記と考え事のログ

FIREしたい

 水曜日。今日で週も折り返しだから気張っていきたいところ。最近は6時半でも外が真っ暗だ。いよいよ冬という感じ。冬の朝の青白いこの部屋が好きで、私のなかに谷崎潤一郎が憑依して「陰翳礼讃!」と言いたくなってしまう部屋だ。陰翳礼讃は名文。

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 仕事。ボロボロになるまで働いた。今月は毎日残業しすぎて、既に36協定ライン(月当たり残業45時間)をとっくに超過しているから、いくら残業してもサビ残となる。本当はちゃんと残業つけないといけないのだけど、一度ちゃんと超過申請したところ、闇の勢力により圧力がかかった。だからもう私が45時間以上残業することは無い。すくなくとも今の部署にいる限りは。

 同僚と目下話題なのは「FIREしたい」ということ。FIREというのは火でも缶コーヒーでもなく、経済的に自立して早期退職することだ。この地獄のような日々をこのまま続けていたら死んでしまうし、生きていたとしてもそうまでして生きることが幸せだとは思えないから、雇用先に依存しすぎずに経済的自立をしたいよね、という話。現実的な方法としては、やはり資産運用で、ということになる。
 私は交際相手と二人暮らしをしていて、毎月お互いの給料から一定割合の金額を家計に入れている。私が入れているのは、月の残業量によっても異なるけど大体8~12万くらい。平均すると10万円前後だ。この家計のやりくりで、日々の生活費を出し、たまには外食やお出かけをし、家計の貯蓄もできている。ということは、仮に同居人が今後も健康であり家計に一定金額を入れてくれるとすれば、私は月10万円が手元に入れば、今の暮らしを維持できることになる。贅沢をしなければ8万くらいでも理論上はいけるかもしれない。でも、年間120万(源泉徴収後)を資産運用による配当金で手に入れるために、株などの金融資産がどれくらい必要かを計算してみると4000万は軽く必要で、だんだん夢物語みたいに思えてくる。夢がないねえ。

(陰翳礼讃は新潮文庫がいちばんかっこいいと思っている。)