高等遊民前夜

毎日やっつけエブリデイ

 月曜日。起き抜けすでに寒い。外を見ると「いかにも本日寒いですよ」と言わんばかりの朝焼けで辛くなった。
 私は冬が好きで寒さにもそれなりに耐性があるけれど、職場の冷え込み方は異常なのだ。執務室がある建物はいったいいつ建ったのか分からないコンクリート造りの古い建物で、そもそも断熱なんて概念がないであろう趣がある。さらに悪いことに、私のいる部屋は後から増築で継ぎ足された簡易的な建物で、実態はプレハブみたいなもの。集中管理エアコンを最大出力にしても底冷えする。基本的に座りっぱなしのデスクワークだから余計に足元が冷える。べらぼうに着込んでいるのに手がかじかんでうまくタイピングができない。あまりに寒い過酷な状況に、人生でいちばん過酷だった高校時代を思い出す。

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 高校は今の建物と同じように古いコンクリート造りの校舎で、暖房設備はあるものの使用することはほとんど許されなかった。現在は変わってきていると思うけど、当時の地元の公立学校はどこもそんな感じで、夏も冬も冷暖房が付かないのは当たり前。夏も扇風機があればいい方で、熱中症で気分が悪くなるなんて日常茶飯事だった。冬も「寒ければ工夫しろ」と言わんばかりの雰囲気だった。ところが、高校時代はタイツ禁止、学校指定のカーディガン(8000円もするくせにペラペラ)以外は着用禁止で、中に着込むのもダメだった。学校指定以外の服を中に着込んで裾からはみ出ようものなら生徒指導が飛んできた。ひざ掛けやカイロも使用禁止だった。
 いちばん最悪だったのは、通学時のアウターも学校指定(4万以上するやつ)しか認められなくて、裕福な家の子以外はセーラー服にペラペラ8000円のカーディガンで通学していたことだった。今考えてもあれだけは許せなかった。(それ以外も許せないが)話はだいぶ逸れたけれど、どの当時の大学生活くらい今の職場は寒い。暖房が入っていると言えども寒い。

 昼頃。職場でひとり3月から産休入りする人がいることを知る。おめでたいなと思っていると、「年度末のクソ忙しい時に…(意訳)」と言い出す輩がいたから私は思わずキレ散らかしてしまった。令和もびっくりの職場ですよ。私とか、私以外の女性とか、過去に産休・育休を取っている、将来そうして産休・育休を取るかもしれない人の前でよくそんなことが言えるなと思ってしまう(し、私も正直、仮に自分が産休取ったらそんな風に陰口叩かれるんだなと思ってしまった)。そもそも職場が慢性的な人手不足なのは経営陣とか、管理側の問題であって産休入りする個人のせいではないのだからお門違いも甚だしいよね。

 23時前に帰宅。本日は同居人は夜勤により不在。野菜室の中の微妙に残ったサニーレタスを消費したかった。ワンプレート飯にしたのは、二日間も休みだったくせに皿洗いをサボりがちだったから。これ以上洗い物を増やしたくない。サラダと鮭の塩焼き、大葉チーズの肉巻き。焼きおにぎりおいしい。1時過ぎに就寝。

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