高等遊民前夜

ただの日記です。たまに考えごと

休日出勤

 土曜日。余裕をもって朝4時に起きて出発した。今日は土曜日だけれども出勤。平和的に終わっても19時半まで拘束される長丁場の仕事だ。大学入学共通テスト(旧センター試験)にこんなにも多くの大人たちが携わっていると知ったのは、自分が大人になってからかもしれない。試験監督をする大学の先生たち。遅れないように試験問題を搬入し、そして回収する運送会社。試験会場の運営をする大学や高校のスタッフ。会場の見張りをする警備会社のスタッフ。地域によってはバスや電車の臨時便を出す交通機関。絶対に間違いがあってはいけない一大イベントに大人たちも真剣に挑んでいた。受験生の皆さんはもちろんのこと、大人たちのほうも、この二日間が何事もなく平和に終わることを祈ってやまない人はいない。私もその大勢の大人たちの末端の一人として出勤していた。昨年の日記にも、今日のことがつらつら書いてあって笑った。

 どんな業務でもいいように、タイツの上に靴下を二枚重ねて履いたら足首が消えた。長時間待機することもあるものだから、動けないのは寒さが堪えてつらいということは去年充分に学んだところだ。休憩中の外出の一切を許されない状況に長時間閉じ込められる。可能な限りの備えをして向かう。

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 午前中は、やはり東大の事件の件が話題になり、一同ざわついた。今のご時世、何があるかわからないし無差別テロに近いことも起こりうる、という話をしていたところだったからだ。この時点では事件の全容がわかっていなかったから、ただただ被害者と、現場に居合わせた受験生が動揺せず試験に集中できることを祈った。あとから、事件を起こした学生の在籍高校を知った。地元では知らない人はいない、超超超有名進学校だ。その場に置かれて勉強に悩む気持ちは察するにあまりある。各地の受験生も動揺が走ったんだろうか。
 昨今では、受験会場まで送迎する親が増えていて、それを揶揄する意見をよく聞くわけだけど、こういう情勢になってくると、後悔のないように可能な限り送迎に徹する親御さんが増えるだろうなと感じる。怖い世の中だね。受験だけでも相当怖いのに。

 仕事はいろいろトラブルも発生したりして、帰宅したのは21時前だった。