高等遊民前夜

ただの日記です。たまに考えごと

破滅

 木曜日。木曜日という日は不思議で、土日休みフルタイムで働いているとさすがに疲れがたまってきてしんどいけれど、何とかなるような気がしてくる希望の日だ。金曜日は金曜日で、元気が出るけれど最終日なのをいいことに夜遅くまで残業してしまうからよろしくない。結果的には木曜日がいちばん精神的にはほどよい気がする。

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 朝、久しぶりにつみたてNISAを見るとあまりに調子が悪くて眠気がぶっ飛んだ。私はちょうど株価がガタ落ちの時につみたてを始めていたから、これまでが調子が良すぎたのかもしれない。トータルではマイナスになっていないのだけど、調子のいいころを知っているから損をした気分。見るだけ毒だなと思ってすぐに画面を閉じた。

 仕事。他人の人事異動の話などを聞く。自分の異動の話はまだない。私の属する部で、私と同じタイミングで着任して一緒に挨拶まわりをした女の子がいる。その子が退職することになった。
 私は他の部署から異動してきただけだったけど、その子は非正規から正規登用された人だった。つまり、頑張って頑張って登用試験を受けて、やっとの思いで安定した雇用についた人だ。頑張り屋の彼女は、私が座っている席と同じような、きつくて大変な席に座ることになって、頑張って頑張って頑張った結果、つぶれて休職してしまった。時短復帰したりまた休んだりを繰り返していて、ずっと気がかりだったのだけど、退職してしまうと知ったときなんだか力が抜けて、どっと疲れを感じた。彼女はどうするのが正解だったのだろう。激務の部署で擦り切れるまで働くことを強いられるのならば、非正規で長く仕事をしてたほうがよかったんだろうか。何もわからなくなる。悲しい。彼女は年齢を聞いたことはないけれど、たぶん私と同じくらいで、非正規だけれど職場歴は私よりもうんとベテランだった。この職場のことをよく知っている。なんだか他人事とは思えなくて、つらい気持ちになりながら残業に励んだ。私はどこかで、勝手に彼女を自分の分身のようにとらえていたのだと思う。同じタイミングで、同じくらいの年齢の女性で、同じように激務の仕事をさせられている。同じ境遇にある人が去っていくのはつらい。

 帰宅。この前の家主のライブで買ったグッズのパーカーを着てみた。「DOOM」は「運命」とか「破滅」とか、どちらかというとネガティブなイメージの単語。運命づけられた破滅ということだろうか。今の私にお似合いかもしれない。

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