高等遊民前夜

ただの日記です。たまに考えごと

てんてこ

 金曜日。今週は本当に忙殺されまくったと改めて思う。それも今日で終わりだ。今日が終わればとりあえずは週末だ。これほど希望に満ちたことはない。火曜日あたりの頑張りのせいで、今週はずっと眠気の中にいた。何をしていても意識がうすぼんやりをしていて、睡魔と闘っているというより、睡魔に飼いならされたような心地だった。生活リズムを完全に崩してしまった。ゼリーを食べて適当に朝食をした。同居人は夜勤で不在。ゼリーはみかんのとフルーツミックスのがあって、フルーツミックスのほうが内容量が多かったから同居人用に残しておいた。(私がみかんを食べたかっただけの説もある。)すっぱいものは疲れた肉体にしみて強制的に元気が出る感じが好きだ。

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 結局、水曜日が締め切りで間に合うか際どい状況だった案件は、水曜に始発で出勤して何とか終わらせることができた。今回ばかりは本当の本当にギリギリだった。本当にヤバいと思ったとき人間の体内には大量のアドレナリンが分泌されるのだろう、火曜日夜から水曜日朝にかけては怖いほどに眠気が来なかった。(反動で昨日はずっと眠かったが。)何回も目を通し、上司とダブルチェック、トリプルチェックはしているから、致命的なミスはないかと思う。凡ミスが出てきたとしても、今回ばかりは仕方ないし誰も私たちを責めたりはしないと信じている。人員を増やしてもらえないなか、休日返上(サービス)で働いたのだ。
 ベランダの植物に水やりをしていると、ユーカリに新芽がたくさん出ていた。近寄ってみると葉がたくさん出ているようだが、花のようにも見える。ここから先どう成長していくか楽しみ。ユーカリは春から夏が生育期でこれから見違えるように大きくなるだろうと思う。

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 仕事。今日も相変わらず新しい案件ばかりが舞い込んでてんてこ舞いだ。去年、法に縛られるめんどくさ案件は年間で120件ほどあったが、今年度は4月半ばですでに80件を超えてきている。明らかに様子がおかしい。増え方がありえない、異常なのだ。職場の偉い人は「今後も案件が増え続ける確証はないから安易に人は増やせない」と未だにふざけたことを抜かすが、そんな悠長なことを言っている場合ではなくなっている。人を増やす前に私と直属の上司が共倒れしてしまう。だから私は強気にすべての残業をつけて上層部にアピールをしているわけだけど、どこまで効果があるかは怪しい。偉い人たちの多くは、自分たちの在任中に何事も起こらなければいいのだろうな。悲しい。
 昔から純粋な疑問なのだけど、偉い人たちは、自分の子どもと同じ歳くらいの若手がバタバタ倒れ休職していて何も思わないのだろうかね。自分の子どももそうした世の中で生きていくことになるのに。まあ、自分の子は別で、他人の子は他人の子なのだろうが。心痛める人たちが上にいるなら私がこんな働き方していない。でも、私たち若手も人の子だから人の子なりに辛かったりするのだが。

 仕事をしている中で、ふと自分の指先が目に入り、あまりにボロボロで惨めな気持ちになった。爪の周りが乾燥してカサカサで、ささくれがいっぱいできている。爪は傷だらけで所々割れている。事務仕事は手指が傷む。けれどそれをケアし労る余裕も私にはないのだった。ハンドクリーム塗るくらい忙しくても出来るだろ、と思われるかもしれない。おそらくはクリームを塗る数秒くらいは、いくらでもある。でも、忙しく生きる中で、自分のために時間を作ろうという余裕と気力がないのだ。それが悲しかった。