高等遊民前夜

日記と考え事のログ

過渡期のこと

 日曜日。朝から暑い。完全に夏日。朝起きて窓を開けて、照り返しの強さにびっくりした。

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 今日は高校時代からの腐れ縁の友達Aの家へ行く事に。同棲することにためらい続けた友人がついに同棲を始めたから、その友達カップルの家を訪れるのだ。ついでに別の友人Bが最近子を産んだため、その祝いも兼ねている。

 よりによってめちゃくちゃ暑い。わりと近所に住んでいる友人Cに車で一緒に連れて行ってもらい、Aの住む街へ。街というより町が適切かもしれない。本当に何もない。

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 近所には大きな公園もあり、住むにはいい場所かもしれない。住宅街しかなくて静かだ。大きな公園を横切って、12時の日光に耐えながら10分ほど歩いた。公園にはシロツメクサがたくさん咲いていた。

 友人A宅着。彼氏と出迎えてもらう。メゾネットタイプの新居。1階に玄関だけあって、居室は3階。玄関に入った瞬間に3階まで階段を上がる必要がある。引っ越しではかなり苦労したらしかった。「ほかに不満はないがここだけはクソ」と言っていた。

 A彼氏は友人Aのことが好きで好きでずっと同棲したがっていたしなんなら結婚したがっていたんだけど、友人Aは病的な実家ラバーで何かと理由をつけて同棲を先送りにしていた(同棲したらそのまま結婚不可避ルートだとかなんどとか。そんなことはないだろう)。要するに優柔不断なのだ。そんなこんなだから、A彼氏には「よくぞここまで辿り着かれた…」という労いしかない。友人Aは未だに実家と電話すると泣きそうになってしまうらしい。車で30分足らずで行ける実家だぞ?

 友人Bは4月の下旬にお子さんが産まれた。男の子だそうだ。さぞかし大変だっただろうと思っていたが、話を聞いている限りでは不妊治療しているっぽくてめちゃ大変そうだった。明言こそしてなかったが。去年には受精卵の冷凍保存をして、なにかあった時のために備えていたらしい。友人Bもその配偶者も20代だが、行動の速さには驚く。「結局授からなかった時に後悔する要素を一つでも消したかった」とのこと。しなかった理由がお金であれば尚更だそうだ。結局今回は凍った受精卵の出番はなく授かったようだが、なんだか明日は我が身という感じで聞いていた。

 そんなこんなでお子さんが産まれてめでたいから、みんなで出産祝いを渡した。ベビー服、タオル、おもちゃ、食器類など。まだ産まれたばかりで身の回りも揃っていないらしく終始喜んでもらえた。友人Aからはもてなし精神が爆発して手作りケーキまで出てきた。夜中の2時まで頑張ったそうだ。

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 夕方ごろに退散。また友人Cの車で送ってもらう。友人Cは研究者の配偶者がいるが、なかなか就活がうまくいかないらしく、とりあえずこれまでの職場に残留が決まったものの厳しい状態らしい。これからのライフプランに悩んでいるようだった。友人Cの仕事もなかなかハードで、かつ産休育休制度が皆無だから、女性はみな出産を機に辞めてしまう。けれど友人Cの夫は仕事が不安定な状況だから、すぐに退職には踏み切れないようだった。みなそれぞれに人生の転換期というか過渡期にいるんだなという感じがする。みなあわただしい。高校時代にみんなで馬鹿騒ぎしていたのが嘘みたいだった。
 私もきっとこのままふわふわ何となく生きているわけにはいかないから、どこかで決断しないといけないのだ。このまま夜中に帰ってきて土日もサービス出勤ありきの仕事を続けることは現実的でないし、でも結婚して子供を産むことを考えたら転職も退職も身軽にはできないんだなと思う。考えれば考えるほど世の中生きづらさばかりだな。きっと今の私には今であるからゆえの生きづらさがあって、立場ごとライフステージごとに生きづらさがあるんだろうよ。しんどいね。それでもしぶとく生きなきゃいかんのか。ただ今の働き方はやっぱりおかしいから何とかしなくちゃ。

 帰宅。なんだか疲れが取れず疲弊。安かった明太子をあぶって食べた。旨い。

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