高等遊民前夜

日記と考え事のログ

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 金曜日。もういつぶりかさえ判然としない有休消化日。本日はフジファブリックの名古屋公演に行くから強気に全日休暇にした。なんともすがすがしい。

 同居人も一緒にライブに行くけれど仕事。しかも早出。5時に一緒に起きてコーヒーを淹れて送り出した。部屋に残された私は久々の休暇を満喫するため、フジの音楽を爆音で流しながら掃除洗濯皿洗い。まったく休日っぽくないけれど、個人的には時間を気にせず家事出来て感慨深い。というか明るいのに家にいるのがすごい。その後は自宅からサービスリモート業務をして、庭の植物を剪定したりした。昼には少し昼寝をした。休日万歳すぎる。

 開場は18時。少し早めに16時過ぎに家を出た。同居人にラインをすると、ちょうど同じくらいに最寄り駅につきそうとのことで待ち合わせ。新栄駅で無事に合流した。今日の会場は平常時でキャパ1000人ほどのダイアモンドホール。コロナ禍である程度間引いているからそんなには入らないのだろう。こんな小さな会場でゆとりもって観れるなんていいんですかね。会場は相変わらずお客さんの年齢層が広い。私と同居人はずっと音源は聴いてきたけれどライブに通い始めて日は浅い新参。生前の志村正彦がいるフジを観たことがない。でもずっと昔からずっと昔から聴いてきた人もいるんだろうな。開場待ち用の部屋には山内総一郎氏の絵が飾ってあった。なぜ?

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 (ここからはネタバレありです。)

 

 今回はレコ発ツアーじゃないからどんな感じになるんだろうと思っていたけど、ツアータイトルにちなんでこれからの日々を後押しするような前向きな曲でセットリストを組んでいるとの曲。ここからまた頑張っていこうという決意のツアーだ。新旧織り交ぜつつも思ったより新しい曲が多かった感じ。アルバム「F」からも結構あった。好きだからうれしい。Water Lily Flower→透明→若者のすべての流れが至高すぎて全わたしがざわついてしまった。透明とか、地味曲なんだろうけどめちゃいい。

 「若者のすべて」については、MCで「最近テレビをぼんやり見ていると『若者のすべて』が取り上げられていてびっくりする。この前はテレビでイケメンなキンプリのメンバーがドライブ中に聴いていると紹介していて…」という話もしていた。もはや教科書にも載るアンセムになっているからすごい。この曲を作っていた当時、志村正彦氏と「ずっと残る曲にしよう」と言って作っていたと話していた。ちゃんと残っているよ。それよりいちリスナーとしては、いつまで経っても志村の話を普通にしてくれていることが何よりもうれしい。

 MCもなんかたくさん話していて、ベースの加藤さんが「上京した時にできた名古屋出身の友人が、ベースのメンバー募集しているバンドの音源をくれて、それがきっかけでフジファブリックに加入した」という初出し情報をサラッと暴露していた。山内氏は「18年間知らなかった」ということ。その友人がいなければ今の自分はいないし、そもそも名古屋という街がなければその友人もいないとのこと。スケールがでかい。

 あとは、フジファブリックはいつもであなた(お客さん)の居場所であり続けるから、学校とか職場とか家庭とかもろもろの人間関係とかで辛いことがあって居場所がなくなったらライブに遊びに来てね、絶対フジファブリックを辞めることはないので、という話をいつも通りしていた。

 ライブ後は同居人と天ぷら食べながらライブの感想を言っていた。二人とも盛り上がったのは、山内総一郎氏の歌がうますぎて普通にビビるという話。もともとギターからギターボーカルになっているから、ギターが弾けるのは当然なんだけど、近頃じゃ普通に歌が安定しすぎて怖いよね、って話していた。今日もサビを歌い上げた後「ギター俺!」とセルフ照会してそのままギターソロに突入したりしていた。演奏が忙しい。凛として時雨のTKみたいな感じになってきたよね(加藤氏も金澤氏も演奏しながらコーラスで出ずっぱりで忙しいし)。そういえばTKとも仲がいいらしいし通ずるところがあるのだろうか。

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