高等遊民前夜

日記と考え事のログ

 土曜日。本日はメンクリ通院の日。普通の人に紛れて生活をしている私が、実は薬を飲まないとやっていけないことを改めて思い知る日だ。いつもはだいたい正午前後の予約だけれど、今日は珍しく10時台だったから平日と変わらない時刻に起床をした。

 バスと電車で栄駅へ。まだ朝なのにクソ暑い。クソ暑いなんて褒められた言葉ではないがそれほどまでに恨めしいから仕方がない。言葉には力があり、乱暴な言葉でしか表現できない粗野なニュアンスがあるのだ。栄駅には明らかに夏休みの学生たちがちらほらいて、単純に羨ましかった。大量の宿題をやるだけで2ヶ月弱休んでいいのなら、私は喜んでやりたいと思う。社会人になってからも心身の健康のために長期的な休みがあったらいいのに。一年は12ヶ月あるのだから、5ヶ月働いて1ヶ月休みとかダメだろうか。メンクリは滞りなく終わった。症状は安定しているけれど、薬は当分飲み続けないと行けないらしい。なかなか服薬のない生活には戻れないらしい。

 一度メンタルを病むともう二度と元の自分には戻れないとよく言われているけれど、今ならその感覚がなんとなく分かる気がする。病んで回復できたとしても、根本についた傷跡は絶対に消えないみたいな感じで、何かが翳しているような気がするのだ。一度腰を痛めたら再安いみたいな感じで、一度心を病んでしまったからには、その部分が弱くなっている気もする。そんなふうに思う。簡潔に言えば、もう平気で昼夜問わず無理できる自分では無くなってしまった、それだけのことだ。それだけのことなのに辛い。

 メンクリ終わりは好きなだけ散財していいことにしていて、でも今は特に欲しいものはなかった。いや、欲しいものはいくらでもあるけれど、猛暑の中を出歩いてまで、今すぐに欲しいものはなかった。ラシックの地下にあるポテトのお店でポテトを食べた。お芋すき。こんなものカロリーの悪魔、根源的恐怖だと思う。美味しかった。

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