高等遊民前夜

日記と考え事のログ

台風前夜

 土曜日。この三連休は台風の影響を否応なしに受けそうだ。日本全国の三連休がない人々の怨念が台風となりこの国に上陸したような、そんな執念深さを感じる。今回の台風は大型で強い勢力らしい。まだここ愛知県では風が少し強いくらいで雨は降っていないけれど、水遣りついでに全ての植物を棚から下ろしベランダの地面に並べた。少しでも被害を最小限にするためには致し方なし。

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 家計簿をつけている途中、そういえば給料の額が出ていることを思い出して、額面を見るやその少なさに愕然とした。先月はだいぶ久々に残業時間数を抑えることができ、人間的な生活を取り戻すことができた。でもそれはお給与が減るということでもあったのだ。もうずっと社畜をしていて忘れていたが、本来の給与は寂しいものだ。いや、支給額としてはまあ恵まれているけれど、そこから約2割が天引きされた時の手取りはさみしい。控除額が大きすぎる。もっと厳しい所得の人たちもいるのだから贅沢はいえないと思いつつ、下ばかり見て押し黙っているようでは生活はよくならないから、私は黙らずにこんなんじゃ足りないって言い続けていきたい。

 こういう話をすると、じゃあもっと所得のよい仕事をすればいいじゃないかって言われるし、私もその辺りも視野に入れて就活してもいた。でも年収のよい仕事は結局それだけ多忙なのであり、どこまで行っても何かを犠牲にしなければ働けないのだと感じている。お金を取るか、時間を取るか。私は自分の時間を取ったわけだが、それにしたって所得は少ないし、時間も思ったよりない。まるで失う前から失われているようだ。

 午後。同居人の発案で刈谷市にある多肉植物のお店へ。ここはハウスで直売をしているお店で、とにかく種類が豊富。わざわざ市外まで行く価値があると思わせてくれる場所だ。ちょうどオベサが入荷したばかりだったのか大量にあって、直径5〜6cmほどで1500円というバグ。家では給与の諸行無常さに喘いでいたくせに、この好機を逃すわけにもいかないと閉店間際までぐずぐずしまくった。結局、いくつか持ち帰ることにした。いいカモだと思う。

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 17時の閉店と同時に退店。帰りにアピタで買い出しをして帰った。刺身コーナーが軒並み5割引になっていてお互いに好きな刺身を買って、夜ご飯にあてることにした。同居人は私に自炊をする甲斐性を全く求めていないから、こういうときに助かる。私は自炊して食費を浮かせたい思想の持ち主だが、どうも最近は手を抜くことを覚えてしまっている。生きていくためにはいい傾向なのかもしれない。

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